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①2022年3月5日(土) 14時〜
「論語講読」
講師:大渕 貴之先生(鹿児島大学教育学部准教授/博士(文学・九州大学))
場所:鹿児島大学共通教育棟2号館213
経歴
昭和54年、福岡県柳川市生まれ。
九州大学文学部卒業後、熊本県立玉名高等学校教諭を経て九州大学大学院人文科学府修士課程に進学。同大学院博士後期課程を単位取得退学後、九州大学非常勤講師、同大学院人文科学研究院専門研究員、国立歴史民俗博物館共同研究員として教育・研究に従事する。
専門中国文学。特に歴代王朝勅撰の百科全書(「類書」と呼ばれる)について、編纂の背景や伝存文献の本文について研究を行う。
平成25年4月に鹿児島大学教育学部に着任。
平成23年度日本中国学会賞、平成24年度九州大学大学院府長大賞を受賞。
講師の声
郷土の文化的伝統を守る論語講読
造士館講座「論語講読」で使用するテキストは、鹿児島の藩校造士館で用いられた薩摩版『論語集注』です。
『論語』に関する市民向け講座は、全国各地で行われておりますが、本講座のように土地の藩校で用いられた版本に基づいて、読み進める取り組みは、他に例を見ないと思われます。仮に講座の目的が『論語』を学ぶことのみにあるのであれば、近年刊行の訳注書等をテキストに用いる方が,分かりやすく、手軽であるのでしょう。しかし、本講座は『論語』を学ぶと同時に、『論語』を学んでいた郷土の伝統を学ぶことを目的としています。如何に優れた文化的伝統も、それを継承する不断の努力があって初めて息を保ち続けます。
本講座はまさに鹿児島の文化的伝統を守り、次代に継承せんとする市民の皆さまの崇高な志により支えられています。
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②2022年 3月19日(土) 14時〜
「陶房雑話」
講師:講師 十五代 沈壽官先生(陶芸家)
場所:鹿児島大学共通教育棟2号館211
経歴
昭和34年 生まれ
昭和58年 早稲田大学卒業
昭和63年 イタリア国立美術陶芸学校GAETANO BALLAERINIファエンツァ校専攻科卒業
平成2年 大韓民国京畿道 金一萬土器工場にて キムチ壺制作 修行
平成11年1月15日 十五代 沈壽官を襲名
平成11年 三笠宮寛仁親王姫信子様 御来窒
平成13年8月 大韓民国ソウル「国際陶磁器EXPO2001」出品
平成14年3月 米国ニューヨークASIASOCIETYにて「NEWWAYOFTEA」
平成15年9月 大韓民国ソウル 錦湖美術館にて「現代韓日陶芸展-共生を目指して-」参加 錦湖美術館買上
平成16年10月 天皇陛下実姉伊勢神宮御祭主池田厚子様 御来窒
平成16年12月 「日韓首脳会談」小泉総理,盧武鉉大統領御茶会出席(裏千家家元 十六代坐忘斎千宗室御点前による)
平成16年12月 大韓民国大統領盧武鉉閣下御夫妻 御来窒
平成18年1月 内閣総理大臣官邸 薩摩蝶乗花瓶 常設展示
平成19年6月 ベストファーザー賞in九州 イエローリボン賞
平成22年10月 フランス パリ エトワール美術館にて「歴代沈壽官展」開催
平成23年1月 NHK日曜美術館「風涛を超えて 薩摩焼と生きた400年」
平成23年12月 大韓民国全羅北道南原市名誉市民に推載される
平成25年10月 大韓民国芸術の殿堂にて「沈壽官-薩摩で咲いた朝鮮陶工の芸術の魂-」開催
平成25年10月 (一財)日本ソムリエ協会 名誉ソムリエ就任
平成25年11月 大韓民国慶尚北道青松郡名誉郡民に推載される
平成27年1月 鹿児島陶芸家協会会長に就任
平成27年11月 大韓民国ソウル大学にて「日韓国交正常化50周年記念十五代沈壽官展」開催
平成28年 高円宮記念日韓交流基金選考委員 就任
平成30年6月 駐日韓国大使館 韓国文化院にて 韓日国交正常化53周年記念特別展「薩摩焼420年沈壽官展」開催高円宮久子妃御成
平成31年3月 童話「海を越えて」発刊(NPO法人伝統城薩摩研究会にて)
令和3年1月 文化庁長官より感謝状を賜る
令和3年1月 PFV(プリムム・ファミリエ・ヴィニ)賞にて世界選抜
5社に選ばれる。