9月講座紹介 (9/5, 9/12)

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①2020年9月5日(土) 14時〜 
「論語講読」
講師:大渕 貴之先生(鹿児島大学教育学部准教授/博士(文学・九州大学)
場所:鹿児島大学共通教育棟2号館213

経歴 

 

 昭和54年、福岡県柳川市生まれ。

九州大学文学部卒業後、熊本県立玉名高等学校教諭を経て九州大学大学院人文科学府修士課程に進学。同大学院博士後期課程を単位取得退学後、九州大学非常勤講師、同大学院人文科学研究院専門研究員、国立歴史民俗博物館共同研究員として教育・研究に従事する。

専門中国文学。特に歴代王朝勅撰の百科全書(「類書」と呼ばれる)について、編纂の背景や伝存文献の本文について研究を行う。

平成25年4月に鹿児島大学教育学部に着任。 

平成23年度日本中国学会賞、平成24年度九州大学大学院府長大賞を受賞。

 

講師の声

郷土の文化的伝統を守る論語講読

 

造士館講座「論語講読」で使用するテキストは、鹿児島の藩校造士館で用いられた薩摩版『論語集注』です。

『論語』に関する市民向け講座は、全国各地で行われておりますが、本講座のように土地の藩校で用いられた版本に基づいて、読み進める取り組みは、他に例を見ないと思われます。仮に講座の目的が『論語』を学ぶことのみにあるのであれば、近年刊行の訳注書等をテキストに用いる方が,分かりやすく、手軽であるのでしょう。しかし、本講座は『論語』を学ぶと同時に、『論語』を学んでいた郷土の伝統を学ぶことを目的としています。如何に優れた文化的伝統も、それを継承する不断の努力があって初めて息を保ち続けます。

本講座はまさに鹿児島の文化的伝統を守り、次代に継承せんとする市民の皆さまの崇高な志により支えられています。

 

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2020年 9月12日(土) 14時〜
「掃除に学んだ25年」
講師:鎌田善政(鎌田建設社長)
場所:鹿児島大学共通教育棟2号館211号室

 

 

経歴

昭和22年4月生まれ

鹿児島県立甲南高校卒業

鹿児島大学農学部中退

以下、一部「平成29年8月鹿児島建設新聞」からの引用

大学2年だった昭和42年に鎌田石油を立ち上げる。

昭和48年に重機施工会社を法人化、昭和61年に鎌田建設に商号を変更。霧島地区を中心に、幅広く総合建設業を営む鎌田建設を核とした鎌田グループ10社を率いる。一貫した現場主義、地域密着で数々の工事を受注、大きく成長させた。

ひたむきに前を向き、「おかげざま」でという感謝の心を社是に掲げ凡事徹底で業容拡大を図っている。

また、イエローハット事業なども展開、社会福祉施設等、異業種にも参入。鎌田グループとして大きく飛躍した。三男一女に恵まれ、後継体制も万全。

趣味は造園なども含めた農業。

 

「企業の財産は人。それを支えるのは教育。一番忘れてならないのは地域社会への感謝。総合建設業の基本は技術、高い施工能力、そして深い信頼。常におかげさまでと感謝しつつ、汗水を流して働くこと。イエローハットの創業者・鍵山秀三郎氏から学んだ、心を磨く掃除道の精神と、凡事徹底を実践することが企業の発展につながる。これこそが経営の柱」と、胸を張る。

 

 

「現在」

鎌田建設株式会社代表取締役 関連会社10社

社会福祉法人政典会理事長

特別養護老人ホーム2カ所

軽費老ホーム1カ所

在宅福祉援助センター1カ所

他、グループホームあり

 

「役職等」

霧島市商工会議所 会頭   

霧島市建設同志会 会長

霧島安全管理者協議会 会長

鹿児島県警察友の会 霧島支部長

姶良伊佐法人会 会長

NPO法人「日本を美しくする会」九州ブロック長

 

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