7月講座紹介 (7/11, 7/18)

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①2020年7月11日(土) 14時〜 
「論語講読」
講師:大渕 貴之先生(鹿児島大学教育学部准教授/博士(文学・九州大学)
場所:鹿児島大学共通教育棟2号館213

経歴 

 

 昭和54年、福岡県柳川市生まれ。

九州大学文学部卒業後、熊本県立玉名高等学校教諭を経て九州大学大学院人文科学府修士課程に進学。同大学院博士後期課程を単位取得退学後、九州大学非常勤講師、同大学院人文科学研究院専門研究員、国立歴史民俗博物館共同研究員として教育・研究に従事する。

専門中国文学。特に歴代王朝勅撰の百科全書(「類書」と呼ばれる)について、編纂の背景や伝存文献の本文について研究を行う。

平成25年4月に鹿児島大学教育学部に着任。 

平成23年度日本中国学会賞、平成24年度九州大学大学院府長大賞を受賞。

 

講師の声

郷土の文化的伝統を守る論語講読

 

造士館講座「論語講読」で使用するテキストは、鹿児島の藩校造士館で用いられた薩摩版『論語集注』です。

『論語』に関する市民向け講座は、全国各地で行われておりますが、本講座のように土地の藩校で用いられた版本に基づいて、読み進める取り組みは、他に例を見ないと思われます。仮に講座の目的が『論語』を学ぶことのみにあるのであれば、近年刊行の訳注書等をテキストに用いる方が,分かりやすく、手軽であるのでしょう。しかし、本講座は『論語』を学ぶと同時に、『論語』を学んでいた郷土の伝統を学ぶことを目的としています。如何に優れた文化的伝統も、それを継承する不断の努力があって初めて息を保ち続けます。

本講座はまさに鹿児島の文化的伝統を守り、次代に継承せんとする市民の皆さまの崇高な志により支えられています。

 

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2020年 7月18日(土) 14時〜
「『タツノオトシゴ』と生きる」
講師:加藤紳 先生(タツノオトシゴハウス代表取締役)
場所:鹿児島大学共通教育棟2号館211号室

 

 

経歴

 

昭和46年11月 埼玉県生まれ

高知大学大学院農学研究科修士課程修了

 

東京のベッドタウン郊外でザリガニ釣りに明け暮れる少年期を過ごす。

大学卒業後、海洋調査会社に就職し、海洋生物調査や養殖試験などを担当。

30歳で退職し、ニュージーランドの広域海洋保護区マリンリザーブでの研究活動中に出あったタツノオトシゴに魅了され、養殖に志すことを決意。

オーストラリア、高知大学でタツノオトシゴ養殖に取り組み、平成20年に南九州市頴娃町の海岸のレストラン跡地にシーホースウェイズ株式会社を起業し、タツノオトシゴ養殖を事業化。

平成22年にタツノオトシゴハウスを無料公開し、タツノオトシゴの魅力発信をしながら地域おこしや海洋保護活動を実践中。

タツノオトシゴを通じて人とつながることが喜び。

 

 

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