7月講座紹介 (7/10, 7/17)

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①2021年7月10日(土) 14時〜 
「論語講読」
講師:大渕 貴之先生(鹿児島大学教育学部准教授/博士(文学・九州大学)
場所:鹿児島大学共通教育棟2号館213

経歴 

 

 昭和54年、福岡県柳川市生まれ。

九州大学文学部卒業後、熊本県立玉名高等学校教諭を経て九州大学大学院人文科学府修士課程に進学。同大学院博士後期課程を単位取得退学後、九州大学非常勤講師、同大学院人文科学研究院専門研究員、国立歴史民俗博物館共同研究員として教育・研究に従事する。

専門中国文学。特に歴代王朝勅撰の百科全書(「類書」と呼ばれる)について、編纂の背景や伝存文献の本文について研究を行う。

平成25年4月に鹿児島大学教育学部に着任。 

平成23年度日本中国学会賞、平成24年度九州大学大学院府長大賞を受賞。

 

講師の声

郷土の文化的伝統を守る論語講読

 

造士館講座「論語講読」で使用するテキストは、鹿児島の藩校造士館で用いられた薩摩版『論語集注』です。

『論語』に関する市民向け講座は、全国各地で行われておりますが、本講座のように土地の藩校で用いられた版本に基づいて、読み進める取り組みは、他に例を見ないと思われます。仮に講座の目的が『論語』を学ぶことのみにあるのであれば、近年刊行の訳注書等をテキストに用いる方が,分かりやすく、手軽であるのでしょう。しかし、本講座は『論語』を学ぶと同時に、『論語』を学んでいた郷土の伝統を学ぶことを目的としています。如何に優れた文化的伝統も、それを継承する不断の努力があって初めて息を保ち続けます。

本講座はまさに鹿児島の文化的伝統を守り、次代に継承せんとする市民の皆さまの崇高な志により支えられています。

 

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2021年 7月17日(土) 14時〜
「地域と共創するふるさと納税」
講師:竹原静史氏(大崎町商工振興係長)
場所:鹿児島大学稲盛アカデミー棟A11号室

 

 

経歴

 

大崎町出身

平成11年4月 大崎町入庁。税務や財務関連の部署を経て

平成27年   ふるさと納税担当。この年、市を除く町村で日本一となる寄付額27億円を記録。

ふるさと納税事業者で組織する地域商社の創設に関わり、北海道東川町との自治体連携プロジェクトで、ふるさと納税アワード2019部門別大賞受賞。

ふるさと納税制度を活用した地域経済再生のための基盤づくり担当。

 

◆大崎町

資源リサイクル率12年連続日本一。

第2回ジャパンSDGsアワード内閣官房長官賞を受賞、SDGs未来都市。

「住民参加による低コストかつ持続可能なリサイクル事業(大崎システム)」

の国際展開と人材育成のための寄付金活用。

 

 

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