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①2021年5月15日(土) 10時〜
「論語講読」
講師:大渕 貴之先生(鹿児島大学教育学部准教授/博士(文学・九州大学))
場所:鹿児島大学共通教育棟2号館213
経歴
昭和54年、福岡県柳川市生まれ。
九州大学文学部卒業後、熊本県立玉名高等学校教諭を経て九州大学大学院人文科学府修士課程に進学。同大学院博士後期課程を単位取得退学後、九州大学非常勤講師、同大学院人文科学研究院専門研究員、国立歴史民俗博物館共同研究員として教育・研究に従事する。
専門中国文学。特に歴代王朝勅撰の百科全書(「類書」と呼ばれる)について、編纂の背景や伝存文献の本文について研究を行う。
平成25年4月に鹿児島大学教育学部に着任。
平成23年度日本中国学会賞、平成24年度九州大学大学院府長大賞を受賞。
講師の声
郷土の文化的伝統を守る論語講読
造士館講座「論語講読」で使用するテキストは、鹿児島の藩校造士館で用いられた薩摩版『論語集注』です。
『論語』に関する市民向け講座は、全国各地で行われておりますが、本講座のように土地の藩校で用いられた版本に基づいて、読み進める取り組みは、他に例を見ないと思われます。仮に講座の目的が『論語』を学ぶことのみにあるのであれば、近年刊行の訳注書等をテキストに用いる方が,分かりやすく、手軽であるのでしょう。しかし、本講座は『論語』を学ぶと同時に、『論語』を学んでいた郷土の伝統を学ぶことを目的としています。如何に優れた文化的伝統も、それを継承する不断の努力があって初めて息を保ち続けます。
本講座はまさに鹿児島の文化的伝統を守り、次代に継承せんとする市民の皆さまの崇高な志により支えられています。
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②2021年 5月22日(土) 14時〜
「当面する日本の政治課題―経済・外交・内政」
講師:吉田健一先生(鹿児島大学稲盛アカデミー准教授)
場所:鹿児島大学共通教育棟2号館211号室
経歴
昭和48年2月 京都市左京区生まれ
平成12年3月 立命館大学大学院政策科学研究科博士課程修了
平成13年4月 財団法人松下政経塾入塾(第22期生)
平成16年3月 財団法人松下政経塾卒塾
平成16年4月~平成19年9月
松下政経塾卒塾の後、衆議院議員秘書、シンクタンク研究員などを経て
平成20年10月 鹿児島大学稲盛アカデミー特任講師に就任
平成24年8月 鹿児島大学稲盛アカデミー准教授に就任
平成25年2月 鹿児島大学稲盛アカデミー人間教育部門長に就任
平成27年4月 鹿児島大学学術研究院学内共同教育研究学域准教授に就任
平成29年4月 鹿児島大学学術研究院総合科学域共同学系准教授に就任
(法文教育学域法文学系准教授を兼務)に就任
「著書」
『分権推進と自治の展望』共著 日本評論社 2005年
『京都市政 公共経営と政策研究』共著 法律文化社 2007年
『日本の経営思想』鹿児島学術文化出版(比売品)2011年
『陽明学入門』鹿児島学術文化出版(比売品)2011年
『政治改革の研究―選挙制度改革の呪縛―』法律文化社 2018年